黄斑変性症のよくある質問

3.黄斑変性症のよくある質問Q&A

質問
眼科医に加齢黄斑変性症と言われました
回答

加齢黄斑変性症(AMD)は、従来アメリカで多い眼病として知られていました。 65歳以上のアメリカ人で4人に1人が発症し、その中でも半数程度が失明に至っています。

しかし近年、日本においても急増しています。


通常の見え方 おうはんへんせいしょう 症状のの見え方

【黄斑変性症の見え方 : 部分的に欠ける、歪む】

網膜の中には「黄斑部」があり、ここは水晶体を通して入ってきた光が 像を結ぶ網膜の中心部です。 ここには光を識別する”光受容体”という円錐形の 細胞が数100万個も存在し、映像を識別しています。

しかしこの組織は、常に光(紫外線)にさらされているために、 加齢とともにしだいに組織が破壊されて、 いずれ画像を認識できなくなってしまいます。

最初の症状は、視界が部分的に欠けたり、ぼやけたり見えます。 そして黄斑部の変質が進んで行くと、視野の欠落が大きくなり、 やがて失明してしまいます。

質問

黄斑変性症の原因”新生血管”とは何ですか?

回答

黄斑変性症は、萎縮型滲出型に分けられます。

”萎縮型”の黄斑変性症の特徴は、黄斑部の細胞が老化して 萎縮することにより発生します。 症状の進行は比較的遅いのが特徴です。

一方、”滲出型”の黄斑変性症は、進行が急速に進みます。

黄斑部の老廃物が網膜色素上皮の下に蓄積すると、 毛細血管の血流が阻害され、新生血管という新しい血管ができます。

そしてこの新生血管が網膜組織に無数に伸びて行きます。

新生血管

この新生血管は壁が薄いため非常にもろく、すぐに破れて出血してしまいます。 ”滲出型”の黄斑変性症は急速に進行が進むため、処置が遅れると失明の危険性が高まります。

質問

黄斑変性症は治療によって治りますか?

回答

黄斑変性症は、原因が様々なので特定することが困難とされています。 したがって、決定的な治療法は確立されていないのが現状です。

質問

どのような手術法がありますか?

回答

黄斑変性症は現在、以下のような手術が行われています。

1. レーザー光凝固法

レーザー光で新生血管を焼き固める方法。
新生血管が黄斑部の中心にある場合、危険を伴うため使用できない。

2. 脈絡膜新生血管抜去術

発生した”新生血管”を直接除去する方法。
しかし、周囲にある組織を損傷してしまう危険性がある。

3. 黄色斑移動術

黄斑部の中心を外科的に移動させる手術。
視力を回復することはできるが、物がぼやけたり、 二重に見えたり、
網膜剥離などの合併症を起こす危険性をもつ。

質問

他にどのような対応策がありますか?

回答

黄斑変性症の原因に「活性酸素」があります。

ですから、この活性酸素を発生させないような食生活、 そして生活環境を改善することが大切です。

個人差もありますが、食生活を改善たりサプリメントを摂取することで黄斑変性症を予防、改善された方は多くいらっしゃいます。